バックナンバー

vol.37 2021/3

特集:創造と摩擦:グローバルアート再考

特集:創造と摩擦:グローバルアート再考

【シンポジウム】

伊東信宏|2010年代のポップフォーク(東欧演歌)
イヴァ・ネニッチ|音楽における地域主義──南東欧諸国におけるポップフォーク
岩谷彩子|表面的音楽──ルーマニアのマネレがつなぐ世界
上畑 史|音楽と民族的アイデンティティ──セルビアの民俗調ポピュラー音楽「ターボフォーク」の言説と実態
ステラ・ジヴコヴァ|15 年後の補足──ブルガリアのポップフォークがひらいた新しいページ

【論考】

川口幸也|エル・アナツイ、土地につながり歴史をかたる──グローバリズムに抗して 
羽鳥悠樹|S. スジョヨノ《チャプ・ゴー・メー》にみる混血的文化の表象
江上賢一郎 |グローバリゼーションを描く──2つの芸術実践にみる協働と対話の集団的技法から 
緒方しらべ・中山龍一・武 梦茹/岡田裕成 編|グローバルアートを再考するための文献案内 



論文

中尾世治・廣田 緑|アートと人類学の対称性へ──《trial 003 : as if archaeologists》の意味の遡及的探求
小森真樹|遺体が芸術になるとき──医学博物館が拡張する「芸術」と医学教育の倫理
武 梦茹 |近代中国の女子洋画教育──神州女学校と陳抱一


報告

服部 正・中村裕太|中村裕太は長谷川三郎に何を見たのか──《眼横鼻直》と蒲鉾板版木を中心に
畑井 恵|「わからない」展覧会のあとさき──目[mé] 非常にはっきりとわからない
加藤義夫|宝塚市立文化芸術センター・グランドオープンに向けて──新型コロナウイルス感染拡大に翻弄された開館の顛末
向井晃子|1950年代関西美術シーンでの前衛書と美術の交流──森田子龍の創造と摩擦
中塚宏行|田中健三の1940~50年代と戦後日本美術史──長谷川三郎の影響と関西自由美術展を中心に
房 旼娥|在朝鮮日本人画家・加藤松林人の戦後作品とその制作背景──日韓親和会と文学者・金素雲との関係を中心に
張 玉玲|「美」を以て「醜」を制す──絵本作家・画家葉祥明のコスモロジー


評論

民族藝術学会主催オンライン座談会:
 淺野夕紀・大谷 燠・小林 公・中川 眞/服部 正|コロナ状況下での芸術表現──創作と発信の工夫と苦悩
 齋藤 桂(聞き手)|高野裕子氏インタビュー:パンデミック下の音楽ホール


青嶋 絢|パンデミック以降の音楽、あるいはメディア・アート
佐藤真実子 |上野で「あるがままのアート」 
竹口浩司|藤田嗣治と彼が愛した布たち 
堀切正人|ヒロバとアート 
山本真紗子|コロナ禍のなかの大阪での竹工芸名品展 
鈴木慈子|美術館活動という視点
福田新之助|水面の森 
竹内幸絵 |関西の戦後美術の「再発見」──さまざまな顔を持つ作家をどう展示するか
一柳智子|日山は天王山──葛尾三匹獅子舞と新型コロナウィルス感染症流行禍の状況


学会の活動と概要

2020年度の活動
・大会・研究例会
学会概要
・学会会則
寄稿案内
・寄稿要項・執筆要領


vol. 36(2020/3)

吉田憲司|『民族藝術学会誌 arts/ 』創刊の辞


特集1:「arts“/”」の問題圏

越境

 伊東信宏|「ポップフォーク」の展開
 後小路雅弘|アジアのモダン・アート
 竹内幸絵|「arts/design」──その境界の史的変遷と溶解について
 柳沢史明|「ニグロ芸術」から考える「黒人芸術」

コミュニティと〈伝統〉

 上羽陽子|はじめにヒモありき──「線具」から民族技術を問い直す
 中尾 薫|「伝統芸能」再考
 緒方しらべ|同時代のアフリカ社会とアート

接続

 服部 正|障害者の芸術活動の今日的課題
 日髙真吾|災害と地域文化──研究者が果たす役割
 伊藤敦規|共有されるアートをめぐる記憶
 青嶋 絢|サイトスペシフィックな音楽/音の表現──場と音を接続する


シンポジウム:《Cosmo-Eggs│宇宙の卵》(ヴェネツィア・ビエンナーレ2019日本館)

アートと人類学の交点から考える
下道基行・石倉敏明・川瀬 慈・中村史子/吉田憲司・岡田裕成


特集2:民族藝術と「地域」

濱田琢司|特集にあたって
櫻井弘人|遠山霜月祭の変容と御霊信仰──時代に応えた祭りの変化
佐々木重洋|鎮めをおこなうサカキサマ──奥三河、花祭の榊鬼と地域性再考
濱田琢司|創作の工芸と地域性──農民美術の継承をめぐって


論文

久野はるな|1850年代における絵画複製写真の再考──写真家ギュスタヴ・ルグレイの実践を中心に
久岡加枝|高知県西部における「花取踊」の成立過程と神事芸能化をめぐる一考察──棒振踊の伝播と室町期における法楽和歌の受容と関連して
冨依美音|近現代沖縄陶器における創作意識の発現と「本土」からの影響に関する歴史的考察──金城次郎の「魚文」の変遷を例に


報告

飯田玲子|欲望を演じる人々の現在──インド・マハーラーシュトラ州の大衆芸能タマーシャー
岡田恵美|八重山諸島・黒島の正月綱引き「世引き(ユーピキ)」──ローカリティの再生と歌の伝承問題を考える
岡本弘毅|「怖い絵」展の功罪
堤 展子|陶芸の多様性──現代陶芸家自身の実践
福田新之助|1989年までの私自身の武者修行


評論

加藤義夫|関西ニュー・ウェイブの80年代美術と中西學
小林純子|「民芸」の地方からの見直し──民芸と壺屋焼
堀切正人|地方美術館におけるアーカイヴ活動の現状
山本真紗子|北野天満宮 信仰と名宝と新たな魅力
佐藤真実子|「選ばない」キュレーション──アウトサイダー・キュレーターの選択
乾 淑子|再現展示
中塚宏行|陶彫の40年─堀野利久1978–2019──変幻自在、融通無碍、無作為の作為の戯れから生まれた陶の象
鈴木慈子|流れに触れる
一柳智子|鄙に咲く夢の芸能舞台──南山御蔵入領の人々
不動美里|絵画を問う二人の画家の軌跡を巡って──作品の消去と不在が示唆すること
金谷美和|未知で理解しがたいものを表現すること
齋藤 桂|映画『メタリカ&サンフランシスコ交響楽団:S&M2』


学会の活動と概要

大久保恭子|第15回 木村重信民族藝術学会賞
 柳沢史明著『〈ニグロ芸術〉の思想文化史─フランス美術界からネグリチュードへ』

2019年度の活動
・大会・研究例会
学会概要
・学会会則
寄稿案内
・寄稿要項・執筆要領

継承前誌『民族藝術』 vol.1〜vol.35

継承前の学会誌『民族藝術』については コチラ をご覧ください。