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vol.36 2020/3/31

特集1:「arts“/”」の問題圏
特集2:民族藝術と「地域」
シンポジウム:《Cosmo-Eggs│宇宙の卵》(ヴェネツィア・ビエンナーレ2019日本館)

吉田憲司|『民族藝術学会誌 arts/ 』創刊の辞


特集1:「arts“/”」の問題圏

越境

 伊東信宏|「ポップフォーク」の展開
 後小路雅弘|アジアのモダン・アート
 竹内幸絵|「arts/design」──その境界の史的変遷と溶解について
 柳沢史明|「ニグロ芸術」から考える「黒人芸術」

コミュニティと〈伝統〉

 上羽陽子|はじめにヒモありき──「線具」から民族技術を問い直す
 中尾 薫|「伝統芸能」再考
 緒方しらべ|同時代のアフリカ社会とアート

接続

 服部 正|障害者の芸術活動の今日的課題
 日髙真吾|災害と地域文化──研究者が果たす役割
 伊藤敦規|共有されるアートをめぐる記憶
 青嶋 絢|サイトスペシフィックな音楽/音の表現──場と音を接続する


シンポジウム:《Cosmo-Eggs│宇宙の卵》(ヴェネツィア・ビエンナーレ2019日本館)

アートと人類学の交点から考える
下道基行・石倉敏明・川瀬 慈・中村史子/吉田憲司・岡田裕成


特集2:民族藝術と「地域」

濱田琢司|特集にあたって
櫻井弘人|遠山霜月祭の変容と御霊信仰──時代に応えた祭りの変化
佐々木重洋|鎮めをおこなうサカキサマ──奥三河、花祭の榊鬼と地域性再考
濱田琢司|創作の工芸と地域性──農民美術の継承をめぐって


論文

久野はるな|1850年代における絵画複製写真の再考──写真家ギュスタヴ・ルグレイの実践を中心に
久岡加枝|高知県西部における「花取踊」の成立過程と神事芸能化をめぐる一考察──棒振踊の伝播と室町期における法楽和歌の受容と関連して
冨依美音|近現代沖縄陶器における創作意識の発現と「本土」からの影響に関する歴史的考察──金城次郎の「魚文」の変遷を例に


報告

飯田玲子|欲望を演じる人々の現在──インド・マハーラーシュトラ州の大衆芸能タマーシャー
岡田恵美|八重山諸島・黒島の正月綱引き「世引き(ユーピキ)」──ローカリティの再生と歌の伝承問題を考える
岡本弘毅|「怖い絵」展の功罪
堤 展子|陶芸の多様性──現代陶芸家自身の実践
福田新之助|1989年までの私自身の武者修行


評論

加藤義夫|関西ニュー・ウェイブの80年代美術と中西學
小林純子|「民芸」の地方からの見直し──民芸と壺屋焼
堀切正人|地方美術館におけるアーカイヴ活動の現状
山本真紗子|北野天満宮 信仰と名宝と新たな魅力
佐藤真実子|「選ばない」キュレーション──アウトサイダー・キュレーターの選択
乾 淑子|再現展示
中塚宏行|陶彫の40年─堀野利久1978–2019──変幻自在、融通無碍、無作為の作為の戯れから生まれた陶の象
鈴木慈子|流れに触れる
一柳智子|鄙に咲く夢の芸能舞台──南山御蔵入領の人々
不動美里|絵画を問う二人の画家の軌跡を巡って──作品の消去と不在が示唆すること
金谷美和|未知で理解しがたいものを表現すること
齋藤 桂|映画『メタリカ&サンフランシスコ交響楽団:S&M2』


学会の活動と概要

大久保恭子|第15回 木村重信民族藝術学会賞
 柳沢史明著『〈ニグロ芸術〉の思想文化史─フランス美術界からネグリチュードへ』

2019年度の活動
・大会・研究例会
学会概要
・学会会則
寄稿案内
・寄稿要項・執筆要領


継承前誌『民族藝術』 vol.1〜vol.35

継承前の学会誌『民族藝術』については コチラ をご覧ください。