■日時:2023年12月9日(土曜日) 14:00〜16:30
会場準備のため、12月5日(火)正午までに、コチラ からご登録ください。なお、当日参加も可能です。
■会場:国立民族学博物館
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
国立民族学博物館2階第6セミナー室
〔アクセス〕
①大阪モノレール「万博記念公園駅」から 徒歩15分
②大阪モノレール「公園東口駅」《彩都線》から自然文化園(入場料260円)経由 徒歩15分
詳しくは国立民族学博物館HPをご覧ください。
■参加ご希望の方は、12月5日(火)正午までにメールにて事前登録をお願い致します。連絡先は、コチラ です。なお、当日の参加も可です。
■テーマ:「カナダ先住民アートと人類学・民族学博物館」
発表1:「ブリティッシュ・コロンビア大学人類学博物館(MOA)におけるアーティストたちとの取り組み」
中村冬日(社会文化人類学・ブリティッシュ・コロンビア大学人類学博物館/アジア研究学科)
国立民族学博物館で開催中の「カナダ北西海岸先住民のアート」展に協力しているブリティッシュ・コロンビア大学人類学博物館(MOA)のキュレーターの立場から、本発表ではMOAでの取り組みを紹介する。カナダ先住民コレクションで知られている博物館だが、実は全体の約40%の資料がアジアのもの。カナダ先住民とアジアとの繋がりにも視点を置いて、人類学博物館でアーティストたちとコラボすることの意義を考察する。
発表2:「カナダ北西海岸先住民のスクリーン版画の世界」
岸上伸啓(文化人類学・国立民族学博物館/総合研究大学院大学)
カナダ北西海岸先住民のアーティストは、1960年代末ごろからシルクスクリーン版画の制作を開始した。21世紀になるとジークレー版画を作る先住民アーティストも出現した。彼ら/彼女らの版画の特徴とその変化について、モチーフ、表現様式および制作技法の点から概説し、検討する。その上で、開催中の企画展「カナダ北西海岸先住民のアート――スクリーン版画の世界」の会場に移動し、解説を行う。
担当理事:岸上伸啓